島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都。現代日本文芸界を牽引する4人の直木賞受賞作家と、”小説を音楽にする”というコンセプトで音楽業界のみならず出版業界、映像業界にもセンセーショナルな話題を振り撒き続ける音楽ユニット・YOASOBI。
そのコラボレーションプロジェクト『はじめての』は、4人の著者による小説集『はじめての』と、YOASOBIの楽曲「ミスター」(原作:島本理生「私だけの所有者」)の同時リリースからスタート。5月には「ミスター」のミュージックビデオが公開、さらに森絵都「ヒカリノタネ」を原作とした楽曲「好きだ」が配信リリース。「好きだ」はテレビCMソングとしても起用されることが発表になりました。今後、辻村深月「ユーレイ」、宮部みゆき「色違いのトランプ」を原作とした楽曲のリリースも予定しており、小説・楽曲・映像を横断する形でプロジェクトが進行しています。
そんなプロジェクト『はじめての』が、次世代の文芸界を担い、業界を横断してエンタテインメントを届け続ける作家を発掘・育成するプログラム『はじめての』文芸部を開設します。
あなたの書く小説がさまざまな形へと広がり、物語が多くの人の心に刻まれる、そのきっかけとなるプログラムです。瑞々しい才能との出会いを心から楽しみにしています。
『はじめての』文芸部 概要
次世代の文芸界を担い、業界を横断してエンタテインメント小説を届け続ける作家を発掘・育成するプログラムです。下記要項に従って作品をエントリーいただいた方の中から、第一期部員を選出します。
第一期部員の皆さまには、プロの文芸編集者による小説執筆サポートをお受けいただいたのち、完成した作品を以て、株式会社水鈴社および株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントによる、書籍化・楽曲化含むメディアミックスプロジェクトに参画いただく機会を提供いたします。
エントリー要項
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- 対象
- エンタテインメント小説を募集します。日本語で書かれたオリジナル作品であれば、ジャンルは問いません。
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- 資格
- monogatary.com以外の小説投稿サイトやインターネット上で発表した作品、自費出版した作品、他新人賞等に応募した作品のエントリーはできません。
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- エントリー原稿と文字数規定
- 作品の冒頭部分6,000~8,000文字+あらすじ3,000~4,000文字程度
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- 締切
- 2023年1月10日(火) ※事情により3月31日(金)に変更
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- 募集人数
- 若干名
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- 発表
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2023年3月中
“はじめての”HPおよび各種SNS、メディアにて発表
https://www.yoasobi-music.jp/hajimeteno/
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- 選考について
- 株式会社水鈴社の編集者およびチームYOASOBIによる厳正な審査の上、決定いたします。 ※『はじめての』著者は選考には携わりません
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- 備考
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- ・選考内容に関するお問い合わせにはお答えできません。
- ・エントリーされた方の個人情報は厳重に管理し、本企画以外の目的に利用することはありません。
- ・第一期部員の皆さまにはメディア取材、SNSを活用したプロモーション活動にご協力いただきます。
- ・第一期部員のエントリー作品は、完成ののち、YOASOBIによる楽曲化を含むメディアミックスプロジェクトを検討、作品に合った形で進行してまいります。
- ・第一期部員のエントリー作品の出版権(活字媒体および電子形態を含む)、楽曲、映画、ビデオ、テレビドラマ化、DVD化等の映像化権、放送権、その他二次利用に関する権利は”はじめての”プロジェクト(株式会社水鈴社および株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)に帰属します。
- ・monogatary.comに投稿したエントリー原稿については、結果発表後の編集は自由です。
- ・プログラムの内容は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
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『はじめての』
刊行日:2022年2月16日
水鈴社刊
定価:1,760円(税込)
『はじめての』著者&YOASOBIからのメッセージ
それがまた誰かの居場所になり、つながっていく。
小さな机の上から宇宙まで想像力が広がっていくような世界で、あなたと出会えるのを待っています。
そんな気持ちに出会ったら、思いきって書いてみてください。
何かや誰かから始まった憧れが、あなたにしか書けない物語になる日がきっとくる。
そんな小説を楽しみにしています。
リアルな自分の人生と、頭のなかで創造している登場人物たちの人生とが、パラレルワールドみたいにいつも併走している。
幸福のバリエーションが増えますし、リアルな人生のなかの失敗や挫折が、創造中の物語を強靱にする材料になることもあります。
楽しいですよ!
そのプロセスはきっとあなたに、物作りの武器となる客観性や柔軟性をもたらしてくれるはず。
自分一人の居心地のいい世界を離れて、どうか一歩を踏み出してください。
これまでYOASOBIの楽曲の原作となった小説は、作者の年齢も性別も、作品のジャンルも文章量もさまざまです。ですが、全ての小説には共通して、悩み続けた痕跡がありました。 大切な作品の種をどうやってより良いものにするか思い悩むことは、とても爽快で楽しいものだと僕は思っています。
思いのままに悩み、書いては消してを繰り返し、頭に浮かんだ未来の傑作に心を躍らせながら丁寧に紡ぐ物語。そんな素敵な小説に出会えることを楽しみにしています。
私も日々自分自身と対話しながら、言葉と真正面から向き合い、音楽を作っています。
あなただけの言葉と、あなただけの物語にいつか出会えることを楽しみにしています。